期間工のほうが優遇されるかも的な考察です
だつ帽です。
住込み可能な非正規の工場勤務は、直接雇用の期間工、もしくは派遣の2択が一般的。
だつ帽も経験がありますが、働くなら期間工と派遣、どっちの方がいいのか悩むことが多々あります。
同じ現場でも期間工と工場派遣では雇用契約の内容が異なるため、給与や祝い金などの待遇に差があるのが普通です。
もちろん時給が違うことも珍しくありません。
非正規工場ワークなら“期間工と派遣どっちがいいのか?問題”はたびたび議論のテーマで、正直答えはケースバイケース。なぜならあなたが何を優先するかで答えが変わるから。
主に給与、祝い金、寮環境などを考慮して結論を出すことが多いのではないでしょうか?
今回は少し違う視点から期間工と派遣どっちがいいかの問題を論じてみたいと思います。
それはズバリ「期間工の方が派遣より優遇されやすいのではないか?」ということ。
例えばですが、期間工の方が楽な工程に配属されたり、優しくされたり、派遣よりも大切にされるのではないか説。だつ帽は過去の経験から、直接雇用の期間工が大切にされるかもとする立場を取っています。
この記事はあなたにとっての期間工と派遣どっちがいいの問題を結論づける判断材料のひとつになるかもしれません。
ぜひ最後までお付き合いください!
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【結論】工場派遣よりも期間工が優遇されるかも
だつ帽の結論はズバリ「期間工が優遇されでやすいかも」です!
結論から書くと、だつ帽はズバリ派遣よりも「期間工の方が優遇されることがあるかもな」とする立場。
あくまでもだつ帽の経験を踏まえた考察による結論ですが、マジでほんの少し、直接雇用の期間工の方が大切にされることがある気がします。
大切にされるといってもほんの、マジでほんの少しです。気にするほどではありません。
当たり前ですが、現場では期間工・派遣に関係なく結局は欠勤や遅刻をせずに真面目に働く人が大切にされるので安心してください。
それでは今日のテーマを詳しく深堀する前に、次項で期間工と工場派遣の主な違いをおさらいしてみます。
期間工と工場派遣の主な違い
期間工はメーカー直接雇用、派遣は派遣会社に所属のうえメーカーに派遣されます
期間工と派遣の違いは色々ありますが、わかりやすいのが以下の3点です。
・雇用形態
・雇用条件
・寮環境
それぞれ簡単に掘り下げます。
雇用形態
比較項目として特にわかりやすいのが雇用形態です。
期間工は直接雇用、派遣は派遣会社に所属して、工場に派遣されて働く“他社”の人間です。
災害や経営が悪化などで万が一雇止めが実施されたら、派遣社員が真っ先にその対象になります。期間工も同じく雇止めになる可能性が高いですが、まずは社外の派遣が先に切られ、その後に期間工のイメージ。
正社員をクビにすることはよほどのことが無い限りありません。
ただし、雇止めを実施する場合は、未曽有の災害や歴史的な経済の下振れの場合がほとんどで、もし雇用止めが発生したら、実際には派遣と期間工は同じタイミングで雇止めが実施されることが多いです。
ちなみに雇用形態が変われば雇用条件も異なることが一般的です。
雇用条件
同メーカー、同現場でも期間工と派遣は給与条件が違うことが大半です。
最近(2024年6月末)までだつ帽が働いていた派遣会社の待遇とアイシン期間工の主な条件を以下の表にまとめました。
アイシン期間工 | アイシン派遣求人 | |
時給 | 1470円~ | 2,000円~ |
寮 | 集合寮(無料) | 一般アパート(寮費無料) |
水道光熱費 | 無料 | 自己負担 |
祝金 | 100万円 | 30万円 |
アイシン期間工の時給は2024/6月の時点で1,470円~に対し、アイシン派遣の時給は2,000円~とかなり差があるのがわかります。
ただし、期間工は祝い金が総額100万円と非常に高額に対し、派遣は30万円と時給が高い分、控えめな設定。
プライベート時間の過ごしやすさに直結する寮環境にも違いがありますね。
アイシン派遣の体験談は別記事で超詳しくまとめました。手取り給与も記載しているので気になる方はご一読ください。
アイシン派遣の作業はきついの?待遇は?給料は?雰囲気は?実体験をもとに応募から退職まで徹底解説!
寮環境
期間工は多くの場合、団地に近い“集合寮”に住むことになります(例外アリ)
相部屋のメーカーは少なくなりましたが、風呂、トイレ、洗濯機などは共用なことが多く、同じ工場の人たちと同じ建物のなかで生活を共にすることになります。
工場でも寮でも四六時中顔を合わせることになるのでプライベートを優先する価値観の人だと息苦しさを感じる可能性が高いです。
期間工は仕事とともに、プライベート空間の寮のなど、住む場所も提供しています。また、水道光熱費も無料の場合が多く、生活コストを下げるなら派遣よりも期間工の方が有利です。
生活コストが抑えられるという点では派遣より期間工が優遇されているといってもいいかもしれませんが、雇用条件としては派遣の場合派遣会社との契約なので、同じ土俵の上で論じるのはちょっと違う気がします。
ざっと期間工と派遣の違いを解説しました。
金銭的な待遇を見ると期間工の方が優遇されている気がしますが、そもそも他社よりも自社の社員を大切にするのは心情的に当たり前かなと思います。
自社の社員を大切にするのは当たり前
派遣は社外の人間。期間工は直接雇用。心情的に優先度が高いのはどう考えても期間工
繰り返しになりますが、期間工は非正規雇用とはいえ、直接雇用した自社社員。派遣作業者は他社である派遣会社の所属です。
シンプルに社外の人間よりも、自社社員の期間工を大切にするのは至極当たり前の話ではないでしょうか。
これは派遣作業員を大切にしないという話ではなくて、心情的に期間工の方を大切にしやすいということです。
ただ、雇う側の視点に立つと、派遣のコスパはどうなのか気になるところです。期間工ひとり雇うのと、派遣をひとり入れるのとどっちが高くつくのでしょうか?
“雇う側からの視点”で期間工と派遣の違いをまとめるのも面白そうです。社会保険料や派遣会社のピンハネ率調査など大変そうなテーマですが、そこから見えてくることもあるかも。
時間があったら別記事にまとめます。少し脱線しました。話を戻します。
工場ワークで話題になるテーマのひとつに“配属ガチャ”があります。
雇用契約の違いは配属ガチャにも影響しているのでしょうか。期間工が優遇されることはあるのでしょうか?
次項でその辺を掘り下げて考察します。
配属は運要素が大きい
ぶっちゃけ、空いている工程にぶち込まれるので運要素がデカいです
配属ガチャは基本的に経験、年齢などの適正を踏まえて決定される項目ですが”その時どの工程で人が足りないか”も大きな要素であることは間違いありません。
むしろ配属される工程は過去の工場勤務経験、資格の有無やタイミング、あとは運の要素の方が強く、雇用契約の違いが影響することはあまりないのではないでしょうか。
社風によっても待遇度は変わる
何でもそうですが、会社が違えば待遇は変わります
身も蓋もないですが、期間工と派遣を特に区別しない会社もあれば、良くも悪くも明確に扱いが変わる会社もあります。
もっと言えば、現場の班長の考え方や人間性で差が出ます。
ひとつ言えることは、現場では勤務態度や“使えるやつ”かどうかでも扱いは変わります。
現場では勤務態度や“使えるか”が重要
現場では期間工か、派遣かは特に気にしない傾向が強く、勤務態度や作業をそつなくこなせるかなどの方が重要です。
欠勤したり、遅刻が多ければもちろん大切にはされませんし、契約も更新されない可能性が高まります。
雇用契約に関係なく、真面目に一生懸命自分の仕事をこなす人が好かれますし、何かミスしてもフォローしてくれます。
期間工の方が派遣よりも優遇されやすいかもだけど気にする必要なし!
期間工優遇はありますが、正直気にするほどではありません
今回は派遣社員よりも直接雇用の期間工の方が優遇されている説についてだつ帽の見解をまとめました。
だつ帽の立場として“期間工の方が優遇される”かもとして記事をまとめましたが、正直あまり気にすることはありません。
もしも期間工か工場派遣かで迷ったら、まずはあなたが何を優先するかを把握して、給与、契約期間、寮の有無、作業内容などの項目を比較した方が仕事選び失敗の可能性を小さくできるでしょう。
今回の内容は異論反論あると思います。
賛成意見も反対意見もあなたの意見をSぜひSNSや記事下のコメント欄で教えてください!
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本日もご安全に!
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