期間工や派遣は基本的に“有期雇用契約”数年で工場を去るのが運命づけられた契約です。
当たり前の話ですが、期間工や工場派遣の有期雇用契約で働いていると、定年まで働くことはできません。長くても数年で工場を去る運命です。
期間工や工場派遣の求人はスキルなし、未経験でもある程度稼げますが多くの場合2年11ヶ月で終了。
正社員にならない限り、期間限定で退職の流れになるため、契約終了時にどうするかを事前に計画しないと期間工ループにはまり、後悔するかもしれません。
いわるゆる出口戦略ってやつです。
今回は期間工、工場派遣の出口戦略の重要性の解説や非正規作業員が工場を去るタイミングを4つ紹介します。
これから期間工や製造派遣の求人に応募しようと考え得ている方はぜひ記事を最後まで読んで参考にしてください。
当ブログのすべての記事はリンク&SNSシェア大歓迎!!もちろん許可も必要ありません(無断転載NG)参考になったと感じたらぜひシェアお願いします!
【PR】当ブログはAmazonアソシエイト&アフィリエイト広告プログラムに参加しています
期間工や工場派遣は基本的に“有期雇用契約”
期間工や工場派遣の雇用契約について少しおさらいします
期間工や工場派遣は基本的に有期雇用契約。
多くの場合、短期(3〜6ヶ月)での契約更新を繰り返し、最長2年11ヶ月働く事ができます。
「自分、まだ期間工やれます!!頑張れます!!!」
とアピールし、継続して働く意志があったとしても2年11ヶ月に達すると満了となり強制的に卒業しなければなりません。
さらに2年11ヶ月以降も延長できるケースもあるようですが稀です。
期間工や派遣からメーカー正社員になれば継続して働く事が可能です。もしくは卒業から半年たてば、また同じメーカーに応募し、期間工として出戻ることができます。
しかし、契約期間途中での退職や、素行、欠勤の多さなどで再応募しても弾かれることもあります。
工場を去るタイミングは今後の自分のためにもとても重要です。
可能な限り円満に退職するのがおすすめです。
次の項目で期間工や派遣が工場を去るタイミングについて解説します。
期間工や派遣が工場を去るタイミングは主に4つ
辞めるタイミングは人それぞれ
工場を去るタイミングは主に以下の4つです。
・契約更新のタイミング
・フル満了時(最長2年11ヵ月)
・契約途中で離脱
・逃亡(飛ぶ)
項目ごとに掘り下げますね。
契約更新のタイミング
一番多いのが契約更新のタイミングでの退職。
期間工や工場派遣の多くは、3ヵ月や6か月など区切りで契約して働きます。
契約更新のタイミングで契約を更新するかの意思確認が行われます。
なお、特に意思確認がなく、自分から「更新しません」と伝えない限り自動的に更新するシステムを採用している場合も一般的。
もし契約更新はしないと決めたら少なくとも契約が切れる1.5か月前には伝えるのがスムーズです。
初回の更新を断るなら多くの場合、3〜6ヶ月で退職の流れになります。
少し前にアイシン期間工の入社特典100万円が話題になったことを覚えている方も多いのではないでしょうか。給料以外に入社祝い金として3ヶ月間で100万円支給される破格のキャンペーンを張っていました(現在は半年で100万円に変更)
このとき、入社3か月で退職する期間工が続出しましたが、契約更新の区切りでの退職なら文句をいわれるいわれはありません。
派遣の場合は現場に伝える前に、所属しているは派遣会社に退職意思を伝えましょう。
間違っても派遣先の上司に先に伝えないように注意してください。余計なトラブルの発生原因になる恐れがあります。
フル満了時(最長2年11ヵ月)
契約を継続すれば半永久的に働ける気もしますが、記事冒頭でもふれたとおり、最長で2年11ヵ月しか同じ会社で働くことはできません。
理由は単純明快で企業側は3年以上の派遣社員を正社員にしなければいけないから。
よっぽどの実績を残し、派遣先の上司に気に入られて正社員にでもなれば継続できることも可能ですが、ハードルは高めです。
基本的には2年11ヵ月でフィニッシュ。
期間工の場合は慰労金などが支給されることも多く、フル満了して卒業するなら派遣よりも期間工の方が稼げる場合も多いです。
契約途中で離脱
契約期間がまだ残っているタイミングで離脱するかたも結構いる印象。
途中離脱の理由は主に以下のようなもの
・体調を崩した
・作業がきつい
・親の介護
・他で仕事が決まった
・人間関係
など
人生のなかで、どうしても就業を続けることが難しい場合は退職しなければならないこともありますよね。
そんなときは派遣元、派遣先に相談し、適切に卒業しましょう。
途中離脱で最悪なのは逃亡すること。いわゆる“とぶ”ことです。
逃亡(とぶ)
ある日突然仕事に来なくなる人がいます。
いわゆる”とぶ”行為、平たく言えば逃亡すること。逃げる理由は様々ですが、人として決して褒められた行為ではありません。
契約している派遣会社によっては寮費の実費や清掃費用の請求などペナルティを設定していることが一般的。
逃亡行為は間違いなく派遣先、派遣元に迷惑をかけますし、逃亡者自身も大きなデメリットがあるのでマジでおすすめしません。
先ほどもも話題に出したアイシンの祝い金100万円を3ヵ月を受け取って翌日に居なくなった作業者もいました。
逃げるなら相応の覚悟をもって行ってください。
とはいえ、職場環境が劣悪なら即日退職も仕方ないケースもありますよね。偉そうに書きましたが、実はだつ帽も逃げ出したことがあります。
僕の場合は“退職代行サービス”を利用しました。多少の費用を支払ってでも円滑に退職を進めたかった&逃亡デメリットを最小化したかったからです。
逃亡のの流れを別記事に詳しくまとめたので気になる方はぜひチェックしてください。きっと参考になるはずです。
期間工や工場派遣は出口戦略を計画するのが必須
入る前から“辞め時”と“辞めた後どうするか”を必ず決めておきましょう
繰り返しになりますが、期間工、工場派遣の仕事はやめたあとどうするか?を綿密に計画しないといけません。
漫然と非正規雇用を続けると期間工ループに陥る危険性をはらんでいます。
現在、だつ帽は期間工ループ状態になっています。この状態からなんとか抜け出そうともがいている状況。
期間工ループの危険性については以下の記事で詳しくまとめました。よろしければご一読ください。
期間工&工場派遣求人のご利用は計画的に
有期雇用求人のご利用はマジで計画的に!
期間工や工場派遣は短期で稼げるのが大きな魅力ですが、辞めた後どうするか?を計画しないとだつ帽のように後悔する危険性が高いです。
出口戦略をシッカリ固めて計画どおりに期間工や工場派遣などの求人と付き合うのがおすすめです。
本日もご安全に!
当ブログのすべての記事はリンク&SNSシェア大歓迎!!もちろん許可も必要ありません!参考になったと感じたらぜひシェアお願いします!