夜勤はマジのマジできついです!
だつ帽です。
稼ぎたい。ただひたすらに稼ぎたい。1円でも多く稼ぎたい。
全人類の90%が一日に一回は“稼ぎてぇ”と思っている気がします。もちろんだつ帽もそう思っていますし、たぶんあなたも同じですよね。
少しでも稼ぎたいと考えて、夜勤ありの期間工や工場派遣の求人に応募する方もいるでしょう。
工場ワークが稼ぎやすいのは”夜勤がある”ことが大きいです。日勤の現場より、夜勤が組み込まれている方が確実に稼げます。
効率的に稼ぐなら夜勤ありの現場も検討するでしょうが、かなりきついので注意が必要。
稼ぎたいけど、体への負担・悪影響など、夜勤に入りたいけどやっていけるか不安と考える方もいると思います。
今回の記事は工場夜勤に興味があるけど不安もある。しんどいと言われる理由やメリットとデメリットを把握したいと考える方へ向けて記事をまとめました。
だつ帽は夜勤専属でコンビニで数年働いていた経験もありますし、夜勤ありの工場ワーク経験も豊富です。工場夜勤経験者の立場から詳しく解説しますので、ぜひ最後まで読んで夜勤の仕事に応募するかの判断材料にしてください!
当ブログのすべての記事はリンク&SNSシェア大歓迎!!もちろん許可も必要ありません(無断転載NG)参考になったと感じたらぜひシェアお願いします!
【PR】当ブログはAmazonアソシエイト&アフィリエイト広告プログラムに参加しています
工場ワークで稼ぐなら”夜勤”だけど……しんどいぞ
夜勤は稼げるけどしんどいぞ!
工場ワークで稼ぎたいなら夜勤がある現場の方が圧倒的に稼げます。夜勤手当がついて、日勤のみに比べて月の収入が数万円は変わります。
“稼ぐなら夜勤ありの工場ワークは合理的・効率的な選択肢のように思えますが、やはり夜勤はしんどいです。体への負担も心配で、夜勤週は慢性的に体がだるいと感じるなど”寿命を削る”感覚を実感します。
でも人によっては
全然しんどくない。余裕、夜勤楽しい
と感じる人もいます。だつ帽は40歳手前ということもあってもう二度と夜勤はやりたくありません。理由は単純。しんどいからです。
でも次の現場工場を探すときに”日勤専属”で働くか”夜勤あり“で働くかかなり迷っています。体への負担が大きいことは経験と知識で知りつつも、夜勤のメリットはとても大きいのです。
工場夜勤のメリットは??
工場夜勤のメリットは沢山ある!
夜勤がある工場ワークは心身の負担が高く、あまりおすすめしませんが、稼げるなどのメリットがあるのも事実。ここからは夜勤で働くメリットも簡単に解説しますね。
今回解説するのは以下の5項目。
・稼げる
・通勤が快適
・銀行や病院などに行きやすい
・職場にひとが少ない
・夜勤は日勤よりも自由
それぞれ深堀します。
稼げる
工場夜勤の最大のメリットはやはり”稼げる”ことでしょう。
夜勤の時間22時~5時までの間は割増賃金にすることが法律で義務付けられています。
労基法37④は、「使用者が、午後10時から午前5時までの間において労働させた場合においては、その時間の労働については、通常の労働時間の賃金の計算額の2割5分以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。」と規定しています。
引用元:厚生労働省HP
単純に日勤の時よりも時給が高くなるから稼げるわけです。夜勤は心身ともに負担が高いと知りつつも、夜勤に魅力を感じる理由のひとつが深夜の割り増し賃金です。
同じ作業で月数万円の差は大きい。とても大きい。
通勤が快適
夜勤のわかりやすいメリットのひとつに「通勤が快適」なこともあります。
世の中のほとんどの人は朝働いて夜眠る生活です。世の中の企業の多くも朝始業して夕方から夜にかけて就業します。
普通はみんな出勤時間と退勤時間が被るので、通勤ラッシュに巻き込まれますよね。でも夜勤は世間の方々とは真逆の生活リズム。出勤ラッシュや退勤時の渋滞に巻き込まれる可能性が低く、快適に出勤することができます。
バスや電車などの公共交通機関を利用している人も、自家用車で通っている人も渋滞に巻き込まれにくい事は大きなメリットですよね。
渋滞が無いとスムーズに職場にたどり着けるため、ぎりぎりまで寝ることもできます。朝は1秒でも寝ていたいだつ帽にとっても大きなメリットです。
銀行や病院に行きやすい
夜働いているということは朝から昼にかけては自分の時間ということ。日中時間が作れると銀行や病院などに行きやすいというメリットがあります。
日中働いていると、市役所に行くのも大変ですし、病院へ行きたくても仕事を休むか早退するかしないと行くのは難しいですよね。でも夜勤なら就業時間は朝。仕事が終わって帰る前に歯医者に行ったり銀行に行ったりすることができます。
平日の朝は市役所も割とすいているのでパッとと続きを済ませることも可能。朝から昼の時間にかけて自分の好きなように動けることはかなり大きなメリットだと思います。
スーパーでの日常的な買い物も人が少なくて快適なのでかなり快適。
職場に人が少ない
職場にひとが少ないこともメリットのひとつ。
基本的に夜勤の時間は”お偉いさん”がいません。一定のライン以上の偉い人が現場にいないことである種の緊張感が緩和され、のびのびと仕事ができます。
あとは単純に働いている人が日中より少ないので休憩所のスペースもゆったりと使うことができます。真夜中の工場の雰囲気、割と好きなんですよね。
自由な雰囲気がある
夜勤はお偉いさんがいないので、仕事中も割と自由は雰囲気が漂います。僕が以前働いていた工場は夜勤だけみんな音楽をかけて作業するという自由な雰囲気にあふれる素敵な職場でした。
真面目に作業して不良品を出したり、災害を起こさない限り多少のことは多めに見る雰囲気が最高でした。
作業中に音楽を聴くのは極端な例ではありますが、夜の工場は日中の工場よりは自由に働ける雰囲気があります。人によっては夜の工場は不気味、寂しいと感じる方もいるようですが、だつ帽は深夜の工場の雰囲気が大好き。
体に負担が無ければ収入も上がるし、自由な雰囲気で仕事できるし、かなり魅力的だと感じますね。
はい、工場の夜勤のメリットを紹介しました。どうですが?かなり見魅力を感じませんか?次の項目では本記事の本題、夜勤がしんどい理由と夜勤のデメリットを詳しく解説します。
工場夜勤がしんどい理由&デメリット
工場夜勤のしんどい理由&デメリット
今回の記事の本題である”工場夜勤がしんどい理由”&”デメリット”をまとめて解説します。夜勤ありの仕事に挑戦するならこの項目だけでも読んでほしいです。
工場夜勤のしんどい理由とデメリットは以下の通り
・基本的にねむい
・慢性的にだるい
・昼間は安眠のハードルが高い
・メンタル不調
・太りやすい
・売店&食堂が閉まっている
・友達や恋人とすれ違う
・バス&電車が無いときも
各項目掘り下げます。
工場夜勤しんどさ1「基本的にねむい」
一番わかりやすいしんどさのひとつ目は“ねむい”こと。
人は夜行性ではありませんから夜勤はどうしても睡魔が襲います。昼間に多めに睡眠時間を取ってもかなり眠たいです。
昼間は特に苦に感じない作業でも深夜に同じ作業をすると眠気も相まってしんどく感じる不思議。
夜勤は頭もスッキリしなくてぼんやりと作業してしまうので注意が必要です。ミスしてしまって部品をダメにするなら真摯に誤れば終わりですが、機械に巻き込まれて災害を起こすと取り返しがつかないこともあるでしょう。
最悪命を落としてしまうこともあるので本当に注意が必要。
工場夜勤のしんどさ2「慢性的にだるい」
これは個人差が大きいと感じますが夜勤週は慢性的なだるさに悩まされていました。おそらく睡眠不足による副次的なものだと思います。日勤週の時は特に何も感じませんでしたからね。
そもそも夜勤週は安眠できていない説があると思います。
工場夜勤のしんどさ3「昼間は安眠のハードルが高い」
夜勤経験者なら共感してもらえると思いますが、昼間は予想以上に色んな音が聞こえてきます。
隣の部屋の生活音や自動車のエンジン音、通学する学生の話し声などが気になって昼間に安眠するハードルは非常に高いですよね。
近くに学校があったりすると部活で声を出しながら運動している音なども聞こえてきて眠っても起こされることもあるあるです。
最悪なのが選挙カー。何度も候補者の名前を連呼して大音量で通り過ぎていくので本当に迷惑です。
音と同じくらい厄介なのが「日光」です。高めの遮光カーテンで遮っても完全に日光を防ぐのは難しく、まぶしくて目が覚めてしますこともよくあります。
工場夜勤のしんどさ4「メンタル不調」
眠れない日が続くとメンタルも不調になりがち。
就業して工場の門を出たときの朝日に目を奪われた直後に急に何とも言えない虚しさを感じることもありました。
単純に心身ともに疲れ切っていたことに加え、睡眠不足のコンボで虚無感に襲われたのを覚えています。
工場夜勤のしんどさ5「太りやすい」
これも個人差が大きい項目かもしれませんが、だつ帽は交代勤務は“太りやすい”と感じています。
単純に夜中に食べるからってことと、メンタル不調になりがちでストレスでやけ食いしやすくなりました。
夜中に食べる+ストレスでやけ食いのコンボが決まりさらに太ったことがあります。工程が激務ならそれでも痩せていきますが、体力的に余裕がある工程だと太りやすくなるでしょうね。
工場夜勤のデメリット1「売店&食堂が閉まっている」
工場内には売店や食堂が完備されています。
格安で利用できることも多く、工場ワーカーは食堂を利用している方も多くいます。
しかし、夜勤の時間は食堂、売店共にしまっていることも多く、人によってはデメリットに感じるかもしれません。
だつ帽は自分で弁当を用意する(出勤前にコンビニで買う)派なので特に困りませんでしたが、食堂利用派の方はデメリットでしょう。
工場夜勤デメリット2「友達や恋人と生活リズムがすれ違う」
これも夜勤のデメリットですが“友達や恋人と生活リズムがすれ違う”こと。
基本的に世間の人たちは朝から働いて夜はプライベート時間。
夜勤は真逆の生活ですから友達や恋人とすれ違う生活になります。
遊びに行くときは日中が多いですよね。夜勤をしているとスケジュールが合わないときもあって夜勤で疲れ、約束をすっぽかすこともあるかもしれません。
工場夜勤デメリット3「バス&電車が無いときも」
夜勤が終わるのが早朝の場合もあるかと思います。
場合によっては朝の3時とか4時に終わるところもあるかもしれません。
そんな時間に仕事が終わっても省庁過ぎてバスも電車も動いていないなんて状況もあります。
工場から工場の最寄り駅まで送迎バスが出ていることもありますが、駅についても始発まで待たなければいけないこともありました。
そんな時は夜勤明けの疲れた体で一時間かけてアパートに帰ったこともあります。ある日、職務質問を受けました。
工場夜勤のデメリット番外編「職務質問を受ける」
これは非常にレアなケースですが体験談として「職務質問」を受けたことがあります。
夜勤明けで工場から帰宅するときに閑静な住宅地を抜けようと足早に歩いていると自転車に乗ったおまわりさんに背後から声をかけられました。
こんな時間に何しているの?
と至極真っ当な問いを投げかけられました。やましいことは何もないので職質に応じ、免許証や社員証を提示し、夜勤が終わって帰る途中であることを伝えました。
わかりました!気を付けてお帰りください!
と労われて解放されました。深夜に近い早朝で道を歩いていたらまあ怪しいですからね(笑)それ以降は多少遠回りでも広い通りを歩くようになりました。
皆さんも夜勤明けで歩く機会があるときはご注意ください。
夜勤を含む交代勤務は“生活リズムの切り替え”が大変
生活リズムの切り替えは本当に大変!心身の負担も大きい!
夜勤そのものもきついですが、昼勤と夜勤の生活リズムの切り替えがとても大変なのです。だつ帽は期間工や工場派遣の現場をいくつも渡り歩いてきました。
だつ帽は一週間づづ昼勤と夜勤を繰り返す。
2交代制シフトを敷く現場が大半でした。
夜勤はきついですが、一週間ごとに生活リズムを切り替える必要があり、この切り替えがマジで大変。
生活リズムの切り替えに失敗するとその一日は悲惨なことになるでしょう。場合によってはほとんど眠ることができないままに出勤時間を迎えることになります。
だつ帽個人的には夜勤そのものよりも、一週間ごとの生活リズムの切り替えをミスったときの方がきついと感じます。
夜勤ありの交代勤務で働くのなら、生活リズム切替を工夫する必要があるでしょう。
どうしても夜勤で働くなら”専属”という選択肢もある
数は少ないですが“夜勤専属”もあります
”夜勤専属”という選択肢を選んでもいいかもしれないと思います。
夜勤専属の案件は非常に少ないですが、夜勤専属で働くことができると生活リズムの切り替えが必要なくなります。これは大きなメリットです。
しかし、一週間ごとに夜勤がある交代勤務と夜勤専属ではどちらの方が体の負担が大きいのかは不明です。このあたりの情報も調べて分かり次第この記事に追記しますね。
交代勤務にしろ、夜勤専属にしろ、体への負担が大きいのは忘れないようにしてください。
最後は工場勤務の夜勤に向いている人の特徴を紹介して記事を締めくくります。
工場夜勤に向いている人の特徴
夜勤に向いている人の特徴は?
だつ帽が考える、夜勤に向いている人の特徴は以下の通り。
・もともと夜型生活
・運動するのが好き
各項目掘り下げます。
もともと夜型生活
元々夜型生活を送っていた人なら夜勤の生活の耐性が高く、初めての工場夜勤でも乗り越えられる可能性が高いです。
もともと夜型なので眠気耐性も強く、夜勤にも向いているといえるでしょう。
逆に“日勤がしんどい”と感じるかもしれません。
運動するのが好き
だつ帽的に“運動するのが好き”な人も工場夜勤に向いていると考えます。
一見関係が無いように思いますが、日常的に筋トレや運動で追い込むと疲れ果てて安眠できることがありますよね。
多少寝れないと感じる日でも自分の体を追い込むことでぐっすり眠ることで心身を回復させやすいものです。
筋トレし過ぎで仕事がキツイと感じる場合もあるのでバランスを取るのが難しいですね。
夜勤リスクとデメリットを理解して仕事を選ぼう!
夜勤リスクを把握して働こう!
今回は工場の夜勤のしんどさとメリット&デメリットを中心に解説しました。夜勤は工場に限らず心身への負担が大きい働き方。
だって人間だもの。夜働くようにはできていないのよ。
工場の夜勤は稼げる代わりに健康と収入のトレードオフになることもあります。夜勤ありの仕事に応募するならメリット&デメリットを秤にかけて判断するようにしてください。
だつ帽的に、どうしてもお金を稼ぎたいという強い動機が無いなら夜勤に比べ多少収入は下がりますが日勤専属の仕事がおすすめです。
だつ帽は工場夜勤を人に勧めたりはしませんが、夜勤のメリットとデメリットを秤にかけて交代勤務の現場に行くこともあります。でも本当は日勤専属が希望です。なぜなら夜勤はしんどいから。
夜勤ありの現場を検討している方も応募の際は慎重に判断してくださいね。
この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。
本日もご安全に!
当ブログのすべての記事はリンク&SNSシェア大歓迎!!もちろん許可も必要ありません(無断転載NG)参考になったと感じたらぜひシェアお願いします!