脱底辺のヒントを『金持ち父さん貧乏父さん』から学びます
こんにちは派遣ブロガーのだつ帽です。
突然ですが『底辺』って言葉がありますよね。低収入や非正規雇用、派遣で働いている人たちに向けて投げかけられることが多い言葉。
だつ帽はこの言葉が大嫌いですが、一般的な価値観で見ると僕も“底辺”としてカテゴライズされるのは理解しています。
今までは意地でも自分のことを底辺とは認めていませんでしたが、考え方を変えました。
今の僕は“底辺”にいるのだと認めることにしました。
理由は貧乏生活から抜け出すため。
現状の環境すべてを認め、一から脱底辺のために生きる覚悟をもちました。
脱底辺を達成するために今何度も何度も読み返している本があります。それが『金持ち父さん貧乏父さん』
今日は脱底辺の指針本『金持ち父さん貧乏父さん』を紹介します。
だつ帽と同じように脱底辺を目指すひとに特におすすめの記事!
ぜひ最後までお付き合いください!
当ブログのすべての記事はリンク&SNSシェア大歓迎!!もちろん許可も必要ありません(無断転載NG)参考になったと感じたらぜひシェアお願いします!
当ブログはAmazonアソシエイト&アフィリエイトプログラムに参加しています
『金持ち父さん貧乏父さん』の概要
世界中でアホほど売れている名著!
『金持ち父さん貧乏父さん』は超有名本。
世界中でアホほど読まれています。
読んだことがある方も多いでしょうからサクッと概要をお伝えします。
・著者「ロバート・キヨサキ」
・世界中で超売れている
・物語としておもしろい
・改訂版アリ
著者「ロバート・キヨサキ」
『金持ち父さん貧乏父さん』をメイン執筆したのは日系アメリカ人『ロバート・キヨサキ』氏
ロバート・キヨサキは、投資家であり、ビジネスマンであり、ベストセラー作家だ
引用:https://www.richdad-jp.com/about/
と、公式サイトの金持ち父さんとは?のページで詳しく紹介されています。
シャロンレクターさんは米国の公認会計士とのことでロバートキヨサキの執筆したものをまとめたりしたようで、本書の序文も書いています。
日本語訳は「白根美保子」さん。
本書は日本で大ヒットしましたが、世界中でも爆発的な売り上げを記録しています。
世界中で超売れている
金持ち父さん貧乏父さんは世界中で超売れています。
古いデータですが2013年の時点で全世界累計3,000万部売れているとのことです。
※漫画全巻ドットコム歴代発行部数ランキングによると、サラリーマン金太郎も3,000万部らしいです。
全世界でサラリーマン金太郎と同じくらいの冊数読まれていると考えると、少し低い気もします。
とはいえ今は2023年ですから、さらに金持ち父さん貧乏父さんの販売数は伸びていると考えられます。
とにかく世界中でベストセラーになっている名著。
物語としておもしろい
金持ち父さん、貧乏父さんは含蓄ある内容も魅力的ですが、単純に物語としてのおもしろさがあります。
原文も魅力的なのかもしれませんが、訳者の白根美保子さんの日本語訳が素敵。
世界中で大ヒット、もはや定番書籍と化していますが、日本でのヒットを支えた要因のひとつに白根保奈美さんの素敵な日本語訳も大いに影響している気がします。
改訂版アリ
2013年に改訂版が出版されました。
基本の教えはそののままに、世の中の状況変化にマッチするように内容を修正したバージョンらしい。
改訂版は書影が毒々しいむらさきのパッケージに黄色いテキストのものにさし変わっています。
だつ帽はこのパッケージが苦手で改訂版は未読。
近いうちに読んでみようと思います。
金持ち父さん貧乏父さんの内容
超ザックリ内容紹介
金持ち父さん貧乏父さんの内容を超ザックリ紹介します。
内容は以下のポイントを押さえておけばOK!
・“ふたり”の父の生き方を比較
・資産と負債の違いがわかる
・お金の知識を高める
解説します。
“ふたり”の父の生き方を比較
金持ち父さん貧乏父さんのタイトル通り、本書では高学歴で生涯お金に苦労し続けた実の父と中卒でのビジネスを立ち上げて資産を増やし続けた金持ち父さんの対照的な生き方を軸に物語が進みます。
違う生き方を選択した二人の“父”の背中をみつめながら、主人公は金持ち父さんの言うことを聞くことを選びます。
本書を読むことで金持ち父さんの教えを学ぶことができます。
ふたりの考え方の違いを表にまとめました。
お金 | 勉強 | 欲しいもの | 家 | |
金持ち父さん | ないことが悪 | いい会社を買うため | どうやったら買える? | 負債 |
貧乏父さん | 執着が悪 | いい会社に入るため | 買うお金はない | 資産 |
この対比のおかげで物語の主軸がわかりやすくなっています。
資産と負債の違いがわかる
資産と負債の違いは何でしょうか?
さて、ここで問題です。
資産と負債の定義は何でしょうか?
金持ち父さん貧乏父さんでは以下の定義です。
資産は、あなたのポケットにお金を入れてくれるもの。
引用:金持ち父さん貧乏父さん
負債は、あなたのポケットからお金を取っていくもの。
非常にシンプル。わかりやすい!
自動車、車、その他の贅沢品は「ポケットからお金を取っていく」ことが多いですよね。これは全て“負債”カテゴリーに仕分け。
特に持ち家は資産ととらえるのが一般的ですが持ち家も負債となります。
非常にシンプルで非常にわかりやすい定義ですよね。
お金の知識を高める
お金に関する知識のことを「ファイナンシャルインテリジェンス」と呼び、お金の知識を高めるこのとの大切さを説いています。
法律に精通し、会社を作り、節税し、自分の資産を築くことが大事。
至極真っ当、当たり前のことを書いています。
資産と負債を理解し、知識を高めること。
それが一番大事。
金持ち父さん貧乏父さんには実は批判的な意見もたくさんあります。
金持ち父さん貧乏父さんは賛否両論
実は否定意見も超多い!
金持ち父さん貧乏父さんは実は賛否両論。
否定的な意見も多いです。
ただし、内容に関してはおおむね高評価のことが多いですが、以下の4点で評判を落としています。
・ネットワークビジネス肯定派
・マルチのバイブル化
・ボードゲームも煙たがれる
・金持ち父さんは“いない”説
それぞれ解説します。
ネットワークビジネス肯定派
ネットワークビジネスと聞いてあなたはどんな印象を持つでしょうか?
だつ帽は“近づきたくない”ってのが第一印象です。率直にネガティブなイメージしかありません。
おそらく、皆さんもネットワークビジネスに対して同じ印象をお持ちではないでしょうか?
実は金持ち父さん貧乏父さんは“ネットビジネス肯定派”です。
金持ち父さん貧乏父さんの内容は正論で経済的自由を得るための道しるべと考えていますが、ネットワークビジネスに対する考え方だけは共感できません。
ネットワークビジネスは信用を売り払い、人間関係を焼き払って報酬を得る仕組み。
ネットワークビジネス肯定しているからマルチ商法のバイブルに祭り上げられたりしています。
マルチのバイブル化
ネットワークビジネスやマルチ商法のバイブルと化しています。
めちゃくちゃ良書なのに評判を落としている最大の原因でこれ。
先に紹介したように、金持ち父さん貧乏父さんはネットワークビジネスを肯定。
ネットワークビジネスを肯定している本は少なく、多くのマルチが本書を利用して布教活動に勤しんでいます。
同じようにロバート・キヨサキ氏の考案したボードゲーム『キャッシュフロー』もかなり煙たがられています。
ボードゲームも煙たがれる
金持ち父さん貧乏父さんの中でも紹介されていますが、ロバートキヨサキ氏はお金に関するボードゲームを開発しています。
その名も『キャッシュフロー』日本でも販売中。
金持ち父さん貧乏父さんはボードゲーム『キャッシュフロー』を売るための宣伝本として発売したとする噂も耳にします。事実、本の中で頻繁にボードゲームが紹介されています。
しかし、残念ながらこのボードゲーム、嫌われがち。
特にボードゲームショップ愛好家に嫌われています。
ボードゲームを愛する人たちの中へ入っていって、キャッシュフローゲームを持ち込むから。
持ち込むだけでゲームを楽しむならまだいいですが、ゲームを通じて出会った人たちにマルチの勧誘を仕掛けるひとも一定数いたようでひどく嫌われるようになりました。
ボードゲームを愛し、楽しむための会なのに、お金の知識を得るために参加するから嫌われるという話を耳にします。
書籍と同じパターンで、内容は素晴らしいのに、それを利用しようとする人たちのせいで評判を落とす不幸なゲームといえるかもしれません。
金持ち父さんは“いない”説
ロバートキヨサキ氏は“金持ち父さんは実在する”と話していますが、本当はいない説もささやかれています。
WEBを検索すると“いない”と言い切る人もいます。
だつ帽的には内容が良ければ実在しなくても問題ないと思いますが、実際のところ不明。
もし金持ち父さんが実際にはいなくても紹介されている金融哲学は輝きを放っています。
【反省】一刻も早く実行するべき
金持ち父さんの教えを実行!
実はだつ帽が本書に出会ったのは20年前。
発売当時、高校の図書館に収蔵されていたのを読んだ記憶があります。
当時は面白い本だな
くらいの印象で考え方を学ぶというよりは、物語として楽しみました。
この時にしっかりと考え方をインストールしておけば、今とは違った人生を歩んでいた可能性が高いです。
もっと早く金持ち父さんの教えを実行すればと後悔しています。
だつ帽が読書好きになったキッカケの本で、その点でも本書は大切な本のひとつです。
【脱底辺のヒント】資産に時間と金を使う
資産に時間と金をぶち込む!
今までの半生を踏まえ、これからの生き方を改めます。
現在“底辺”の生活を脱却するために金持ち父さん貧乏父さんから学ぶことは“資産にお金と時間を使う”こと。
お金と時間の使いどころをちゃんと考えることが脱底辺のカギと考えました。
お金の使いどころ
お金の使いどころは思いつきませんでした。
なぜなら今はお金に余裕がないから。
使いどころを見つけるまでは地道にお金を貯めます。
お金をためつつ、頭と時間を使ってブログ運営の成長を狙います。
時間の使いどころ
時間の使いどころは“ブログ運営”。
極論ではありますがブログも小さな起業のひとつ。
使える時間をブログ作業に全部りして自分のビジネスを伸ばし続けます!
金持ち父さんシリーズは電子書籍なし!
なんで電子版がないのさ……
今回特集している『金持ち父さん貧乏父さん』をはじめ、金持ち父さんシリーズは全て電子書籍の販売がありません。
※2023年7月現在、英文バージョンはあるようですが日本語バージョンは見当たりません
日本語で読むには紙の本を購入する必要があります。
これは大きな残念ポイントのひとつ。
電子書籍での販売が無い分、古本市場に中古品が沢山出回っています。少しでも費用を抑えたいなら、フリマアプリやブックオフとかで買うのもアリ。
ちなみに電子書籍の販売もないのでKindle Unlimitedにもありません。残念ですね。
続編も超おすすめ
続編の『キャッシュフロークワドラント』も名作
金持ち父さんシリーズは多数出版されていますが、続編のキャッシュフロークワドラントも名作として名高い本のひとつ。
より経済的な自由を実現するための実践的な考え方を、稼ぎ方を4つのカテゴリーに分けて解説しています。
個人的には『金持ち父さん貧乏父さん』よりも重要な本だと思います。
次回以降の読書日記で解説しますね。
“脱底辺”のために『金持ち父さん貧乏父さん』をインストール!
まずは考え方をインストール!
さて、脱底辺のための指針『金持ち父さん貧乏父さん』を紹介しました。
成功していないだつ帽が成功のための本を紹介するのは少し皮肉めいた部分もありますが、間違いなく内容は正論。
この生活を抜け出すためにも何度も本書を読み返し、徹底的に考え方をインストールして行動していけば、今よりも必ず改善する確信を持っています。
考え方をインストールしたら、後は行動するのみ!
金銭的な貯えを少しづつ増やしながら、まずはこのブログを黒字化に全力で取り組みます!
金持ち父さん貧乏父さんは物語としてもシンプルに面白いのでぜひ一度読んでみてください!
超おススメです!
ぜひ読んでみてください!
本日もご安全に!
当ブログのすべての記事はリンク&SNSシェア大歓迎!!もちろん許可も必要ありません(無断転載NG)参考になったと感じたらぜひシェアお願いします!